えいさわ

紗和さんと盛り上がった英士に勉強を教えてもらうネタ
会話のみなのは私の怠惰です。
英士は幼馴染み設定。


「英士は頭良いから、別に勉強する必要無いもんね。」

「何言っているの?俺だって毎日やっているし、紗和だって成績悪いわけじゃないでしょ。」

「英士に言われると嬉しくない。」

「そう。」

「………。」

「はぁ。」



「3日前から数学やってないんでしょ。」

「なっ、なんで!」

「だって3次関数のところからその問題集を触った跡ないし。」

「むっ。」

「勉強しなよ」

「そんなこと聞きたくない」

「やるべきだっていう自覚あるんでしょ」

「…まぁ」

「じゃあ、俺今から勝手に3次関数やるから。紗和は何しててもいいよ。」

「………もし、分からなかったら教えてくれる?」

「教えるよ。ほらまずは、教科書の問題からやって。」

「はーい。」


「英士。」

「何?」

「ふふっ。」

「何笑っているの。」

「英士が幼馴染みで良かった。」

「ふ〜ん。あ、今日で3次関数を叩きこむから。」

「鬼!」

「俺が教えるんだからテストで悪い点なんかとられちゃ困るからね。」

「…もう、問題やるから話しかけないで!」

「あっ、そ。ちなみに2行目の計算間違っている。」

「嘘?」

「本当。」




「勝手にやるから」なんてズルイ…そんなの断れるはずがない
(「一人で抱え込んで、頑張るな」なんて言えないから)
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